B1中級
gonna・wanna・gotta を聞き取る
Gonna, wanna and gotta
going to・want to・got to は、会話では短くなることがあります。音声にある形と、自然な会話で起こりうる形を分けて練習します。
なぜ聞き取りにくい?
未来や予定の be going to は、くだけた会話で gonna /ˈɡənə/ になることがあります。主語と be 動詞は必要で、I am going to call. は I’m gonna call. になります。移動先を示す I’m going to Tokyo. の going to は、この形には置き換えません。
want to は wanna /ˈwɑnə/、義務の意味の (have) got to は gotta /ˈɡɑɾə/ のようになることがあります。ここでは米語の会話的な形を示しています。gotta は特にくだけた表現です。フォーマルな文章では元の形を書きましょう。
下の例で綴りにも gonna があるのは「ロンドンとのビデオ通話」の一文です。ほかは going to / want to を聞く練習です。合成音声では二語が明瞭な場合があります。自然な会話ではさらに短くなる、という比較として聞いてください。
この例集には wanna と gotta を明示した音声例はありません。比較表は会話で出会う音の予習です。なお、I want a coffee. の want a も会話では wanna に近く聞こえることがあります。後ろが動詞なら want to、名詞なら want a と判断します。
書き方と聞こえ方
going to + 動詞gonna
[ˈɡənə]
未来・予定の be going to が弱くなる会話的な形です。
want to + 動詞wanna
[ˈwɑnə]
米語の一例。主語が三人称単数の wants to を、そのままこの形にはしません。
(have) got to + 動詞gotta
[ˈɡɑɾə]
I've got to go. → I gotta go. のように、義務を表す (have) got to のくだけた形です。「〜する機会を得た」の got to にはふつう使いません。
カタカナはおおよその目安です。正確な音は発音記号と音声で確かめてください。
会話の中で聞いてみよう
ディクテーションの音声から、その文だけを再生します。まずふつうの速さで、聞き取れなければゆっくりで。
Sorry, you're right. I'm gonna fix them tonight.
すみません、そのとおりです。今夜直しておきます。
👂 原文にも gonna とある一文です。I’m と fix の間の短いまとまりを聞きます。
Not really. I'm going to clean my flat on Saturday.
特にないよ。土曜日は部屋の掃除をするつもり。
👂 未来の予定です。going to の二語がどこまで短く読まれるかを聞きます。
Sounds perfect. I'm going to need a big lunch today!
最高ですね。今日はしっかり食べないと!
👂 going to の後ろは動詞 need。会話で gonna になりうる位置ですが、音声の形を確認します。
Good idea. It's going to rain later.
いいですね。後で雨が降りそうですし。
👂 going to の二語を探します。gonna と聞こえると断定せず、弱まり方を比べます。
Yes! Do you want to see the best ones?
そう!いちばんいいのを見る?
👂 want to が短くなりうる位置です。音声では /t/ が残る場合もあります。
I said I was going to see my friend David.
友だちのデイビッドに会いに行くと答えました。
👂 was going to の例です。be 動詞を含め、ひとかたまりで聞く練習をします。
この音を練習
ほかの音の変化
B1 例文 6
米語の t が短い音になるとき
waterwa-ɾ-er[ˈwɔɾɚ]
米語の water や better では、t が舌先で一度だけ触れる [ɾ] になることがあります。日本語のラ行に似て聞こえることもありますが、英語の r の音ではありません。
B1 例文 7
him・her・his・have の弱い h
tell himtell-im[tɛl ɪm]
強調しない him・her・his や助動詞 have は、h が弱まったり消えたりします。前の語とつながる位置に注目しましょう。
B1 例文 6
did you が didja に近づくとき
did youdidja[ˈdɪdʒə]
did you・would you・could you の /d/ と /j/ は [dʒ] に、don’t you の /t/ と /j/ は [tʃ] になることがあります。
B1 例文 6
子音に挟まれた t・d が弱まるとき
next daynex day[nɛks deɪ]
last week・next day のように子音が重なる場所では、t や d が落ちることがあります。破裂が聞こえない場合との違いにも注意します。