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Nagi English

B1中級

子音に挟まれた t・d が弱まるとき

Elision of t and d in consonant clusters

last week・next day のように子音が重なる場所では、t や d が落ちることがあります。破裂が聞こえない場合との違いにも注意します。

なぜ聞き取りにくい?

子音が三つ以上続くと、真ん中の /t/ や /d/ が落ちることがあります。last week の /st w/ が [s w]、next day の /kst d/ が [ks d] になる、といった変化です。意味や綴りから t や d がなくなるわけではありません。

一方、舌では /t/ や /d/ を作っていても、破裂させないため耳にはっきり聞こえないこともあります。音が消えたのか、破裂だけがないのかは、聞いただけでは判断しにくい場合があります。

I don’t know の /nt n/ でも /t/ が省かれることがあります。この表現と next day は比較表の参考形です。下の音声では last week や next to など、実際に含まれるまとまりを練習します。合成音声では子音が保たれる場合もあります。

書き方と聞こえ方

  • next daynex day

    [nɛks deɪ]

    /t/ が省かれた一例です。next の /k/ と /s/ は残っています。

  • last weeklas week

    [læs wiːk]

    米語の母音で示した一例。/t/ が落ちることがあります。

  • I don't knowI don know

    [aɪ doʊn noʊ]

    米語の一例。/t/ が省かれても否定の意味です。

  • next tonex to

    [nɛks tə]

    next の /t/ が省かれ、to の /t/ は残る例です。

  • behind schedulebehin schedule

    [bɪˈhaɪn ˈʃedʒuːl]

    英国の発音の一例。/n/ と /ʃ/ の間の /d/ が省かれることがあります。

カタカナはおおよその目安です。正確な音は発音記号と音声で確かめてください。

会話の中で聞いてみよう

ディクテーションの音声から、その文だけを再生します。まずふつうの速さで、聞き取れなければゆっくりで。

  1. I moved to Tokyo last week.

    先週、東京に引っ越しました。

    👂 last の /t/ が落ちることのある位置です。この音声で /t/ が聞こえるかどうかを確かめます。

  2. Oh, I didn't know that. Classes started last week, so I'd have to wait two more weeks?

    そうなんですね、知りませんでした。授業は先週始まったから、あと2週間待たないといけないんですか?

    👂 別の話者の last week。/t/ の破裂があるか、前の例と比べます。

  3. It's in the cabinet next to the kitchen.

    給湯室の隣の棚に入っていますよ。

    👂 next の最後の /t/ と to の /t/ が重なる場所です。

  4. Your desk is next to the window, near Ken's.

    レオさんの席は窓際で、ケンさんの席の近くです。

    👂 next と to を一つのまとまりとして聞きます。/t/ を二度強く出す必要はありません。

    出典: 初出勤の日
  5. Your screen just froze. I think we've lost the connection.

    画面が固まってしまいました。接続が切れたみたいです。

    👂 lost の /t/ が次の /ð/ の前で弱まることがあります。破裂が聞こえない場合も含めて確認します。

  6. I'm afraid we're running about two weeks behind schedule on the new booking system.

    申し訳ないのですが、新しい予約システムが予定より二週間ほど遅れています。

    👂 英国女性の話者です。behind の /d/ と schedule の語頭の境目に注目します。

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